交通事故にあったらまずは以下の4つを実行してください
交通事故に遭うと大いに混乱すると思いますが、まずは落ち着いて行動することが大切です。
交通事故にあった場合、やらなければいけないことをまとめました。
もしもの時は参考にしてください。
警察への届け出
事故後、必ずしなければいけないのは「警察への届け出」です。
警察へは、事故の相手(加害者)からの報告は義務ですが、被害者が届けることが必要です。
被害者は保険請求に必要な「交通事故証明」をもらう必要があるためです。
怪我の状態が悪く、すぐに届け出ができない時は体調が良くなり次第、早めにそして、必ず警察に届け出しましょう。
相手の確認
警察に連絡を入れた後に交通事故の相手の確認も大切です。
- 加害者の住所
- 氏名
- 連絡先
- 加害者が加入している自賠責保険(共済)
- 自動車の保険会社(組合)
- 証明番号など
- 加害車両の登録番号 (余裕があれば車種、車の色の確認)
- 勤務先と住所、指名、連絡先
自動車やバイクとの事故でしたら、相手が持っている免許証で確認しましょう。
現場の記録
記憶は薄れていきます。出来ることなら、交通事故直後、記憶が鮮明なうちに、現場の記録を残しておくことが重要です。
現場の状態や事故が起こった状況、発生時刻をメモしましょう。
気がついたことはメモを取っておきましょう。そして、携帯電話のカメラで写真を撮っておきましょう。
また、第三者の意見は万が一、相手方とトラブルになった際などに効果があるために、通りがかりの方など事故の目撃者がいればその証言をメモしましょう。
できれば指名や連絡先も聞いておいて、必要ならば証人になってもらうように、依頼しておきましょう。
記録は自賠交渉終了まで残しておけば安心です。
医療機関へ訪れる・保険会社へ連絡をして連携をとる
大した怪我もせず、軽い事故だったからと、事故後病院に行かない方がいらっしゃいます。
その場で何もなく、また軽症だと思っていても、あとで意外と怪我が重かったという例がたくさんあります。
すみやかに医師に診てもらいましょう。
医療機関にかかる際の注意点
交通事故でかかった費用は、保険会社に請求できますので、安心してかかり、後で必要になる場合もあるのでかかった領収書を控えておきましょう。
受診したら診断書をもらいましょう。
(診断書がないと物損事故扱いとなってしまい保険請求できなくなってしまいます)
そして保険請求をするために、保険会社へ必ず連絡しなければなりません。
その時点で、通っている病院名や入院先の病院を伝えましょう。
(救急車で運ばれた病院に必ずかかる必要はありません。転院を希望する時は遠慮なく伝えましょう)
どこで治療を受けるかは、交通事故に遭われたご本人様が選べるのです。