情報(イメージの仕方)でからだの動きが変わる その22
お知らせらくだ接骨院
今回は意識的に動作を「感じ取る」ことで無意識によるオートマチック制御に変えていくお話となります。
人間のからだは、無意識に制御されています。
特に姿勢に関して言えば、無意識がおこなう典型的な例となります。
意識した時には、すでにその方本来の姿勢ではなくなっている、ということです。
治療にあてはめて考えてみたいと思います。
私たちは、普段の何気ない動作を意識して、おこなったことがあるでしょうか?
ほとんどの方は意識したことが無いと思います。
例えば、立位姿勢を取ったときに、足裏のどこに体重がかかって立っているのか?
やり方は簡単です。
目を閉じ立位姿勢で自分自身のバランスを感じ取ることです!
そして、どの方向に身体が揺れやすのか?
また、つま先よりに体重がかかっているのか?踵よりに体重がかかっているのか?
つま先よりでも踵よりでもない、足裏が地面に均等にかかっている場所を立位状態で目を閉じ、からだの力を抜き、前後左右に体重移動させ、みつけてみましょう?
これが、「感じ取る」ということです。
この作業は脳への新しい感覚入力となり刺激となります。
からだのどの部分に力が入っているのか?あるいは、力が抜けているのか?
まずは、自分自身のからだの現状を知ることから始めましょう!