冷え対策
お知らせだいち鍼灸接骨院
北海道では初雪が降り、いよいよ冬本番が近づいてきました。
朝晩は特に冷え込みが強くなり、「手足が冷たい」「体がこわばる」と感じる方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな冬の冷え対策について、鍼灸師の視点からお話しします。
冷えの原因とは?
冬は気温の低下だけでなく、筋肉の緊張や血流の滞りによって、体が冷えやすくなります。
特に女性は、血の巡りやホルモンの影響で冷えを感じやすく、肩こり・腰痛・生理痛などの不調につながることもあります。
日常で出来る冷え対策!
冷えは、ちょっとした生活習慣の見直しでも改善できます。
おすすめのポイントはこちら↓
- 首・手首・足首を冷やさないようにする
- お風呂でしっかり温まる(38〜40℃で15分ほど)
- 白湯や温かい飲み物をこまめに摂る
- 軽いストレッチで血流を促す
少し意識するだけでも、体の中から温まりやすくなります。
冷えに効くおすすめのツボ!
鍼灸では、ツボ(経穴)を刺激して血流やエネルギーの巡りを整えることで、冷えを和らげます。
ここでは、自宅でも押しやすい3つのツボをご紹介します↓
① 三陰交(さんいんこう)
内くるぶしから指4本分上、すねの骨の後ろ側にあります。
→ 冷え・生理痛・むくみ・自律神経の乱れにおすすめ。
② 気海(きかい)
おへそから指2本分下あたり。
→エネルギーを補い、内臓を温めることで全身をポカポカに。
💆やさしく押すとお腹の血流や自律神経のバランスを整えます。
🔥お腹の冷えが強い方は、日中や外出時にカイロをおへその下(下着の上から)に貼って温めるのもおすすめです。
③ 大椎(だいつい)
首を前に倒したときに、一番出っ張る骨のすぐ下にあるツボです。
→「全身のスイッチ」ともいわれ、体を温める力を高めてくれます。
風邪の引き始めや、寒気・肩こりが気になるときにもおすすめです。
💡ホッカイロを大椎の少し下あたりに貼ると、首・肩がポカポカして全身が温まりやすくなります。
押すときのポイント
ゆっくり3〜5秒かけて押し、ふわっと離す。
これを5回ほど繰り返すのが目安です。
強く押しすぎず、「気持ちいい」と感じるくらいの刺激でOKです。
まとめ
冷えは「体質だから仕方ない」と思いがちですが、日々のケアとツボ刺激でしっかり改善することができます。
冷えが続くと、肩こり・腰痛・不眠などにもつながることがあります。
冷えが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
皆さまの健康を、私たちがしっかりサポートいたします。