今後の治療院のあり方 その7
らくだ接骨院
こんにちは
らくだ接骨院院長です🐫✨
今回は実際の症例をもとに、
『情報』について考えていきたいと思います。
~股関節の痛みが改善した例~
60代女性
右股関節の痛みが1年近くあり、特に階段を上る時に
右鼠径部から太もも前面に痛みがありました。
歩行時には痛みが無いということでした。
まず、問診と検査ですが、一般的な整形外科的な検査ではありません。
整形外科にも通院歴もありMRIなどの画像検査もしており
変形性股関節症の診断もされています。
私たちが提供できるのは、整形外科と同じ見立てではなく
手技療法家としての見立てが必要です。
検査は実際に階段を上る時と同じ動作をしてもらい
痛みがでる状態を作ってもらいます。
鼠径部から太もも前面の痛みに注目するのではなく
股関節、膝関節、足関節などの情報が
脳へしっかりと送られているか調べることが検査となります。
脳から危険信号を出さずに、からだを動かすには
正しい情報を脳に送ってあげる必要があります。
脳に股関節、膝関節、足関節など動いている感覚を
再認識させ、なんとなく動かしている感覚から
関節がしっかり動いている感覚を感じながら動かしていく事が大切です。
関節の情報が不足すると脳は不安になり
正しい情報を関節に送り返す事ができなくなります。
また、この関節の情報の他に平衡感覚、五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)
などの情報も痛みと大きく関わっています。
階段を上る時、脚を上げる意識パターンについて紹介していきます。
①太ももから意識して脚をあげるパターン
②股関節の付け根の鼠径部から意識して脚をあげるパターン
③へそ付近の高さを脚の付け根として意識して脚を上げるパターン
などがあります。
①から③の脚の上げ方で脳の股関節に対する認識の違いが生じてきます。
本来、脳の認識としては②の上げ方が理想となります。
また、脳が記憶している股関節の位置と本人が自覚している
股関節の位置にずれがないようにしてあげることが大切です。
股関節の場所を意識したことはありますか?
脳は股関節の位置を正確に把握できていない場合があります。
変形性股関節症だから痛みが起こっている
という思い込みはありませんか?
これも痛みがなくならない「情報」の1つとなります。
今回は股関節や膝関節、足関節の位置を脳が正確に把握させ
関節の変形があるから痛みが出ているという
思い込みを減らしてあげることで痛みが減っていった症例でした。
らくだ接骨院では構造的な問題と
神経機能障害の両方からアプローチしていきます。
その方の本来持っているからだの状態(癖)を把握し、
日常生活で支障のないレベルまで引き上げる治療をおこなっています。
気になる方は、ぜひらくだ接骨院へ
完全予約で体験施術もおこなっています。
「無料相談を見た!!」と予約時にお伝え下さい。
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興味を持たれた方は、らくだ接骨院へ遠慮なくお尋ねください。
当院では、スタッフ・患者さんの手指消毒、体温計測や、
アルコール消毒液を噴霧しこまめに院内を拭くなどを徹底し、
感染対策を行っています。