肩こりを悪化させる「良い姿勢」の勘違い!
お知らせらくだ接骨院
国民病の1つとされている『肩こり』皆さんもお悩みではないでしょうか?
今回はGoogle症例37をもとに『肩こり・首こり』を単に姿勢の問題でだけで片づけてしまっていませんか?
という内容でお伝えします。
以下の内容は来院された女性との会話を抜粋したものとなります。
らくだ:『頭が前に出ないようにとか・・・』『猫背にならないようにとか・・・』言われましたよね!
でも、それって長い間その姿勢を維持するのって難しくないですか?
らくだ:姿勢って自分でコントロールするのが難しく自分の意識では長い間コントロールが難しいです!
女性:『猫背にならないように姿勢を意識して』って言われますど・・・ それってダメなんですか?
らくだ:ダメではないんですけど…意識した時点でからだに力が入り過ぎて疲れてしまうんではないですか?
多くの方は姿勢を意識するあまり、からだに力を入れた使い方が癖になっています。
姿勢を語る上で『姿勢は無意識化で神経的に制御されている』ということです。
わかりやすく言うと『無意識で筋肉がコントロールされている』ってことです!
だから、意識的に姿勢を良くしても短期的には良くならないし、姿勢だけを意識できたとしても、意識が続くのは私たちの生活の中でほんの少しに過ぎないってことです・・・
『姿勢って意識だけしても作れるものではない』ってことです。
意識すれば、そのときの見た目はよくなっているかもしれませんが…
あと、姿勢を見る上で標準姿勢(良い姿勢のお手本)が参考にされていますが、その定義は必ずしも一様ではなく科学的なコンセンサス(意見の一致)が完全に得られているわけではありません。
近年では標準姿勢に固執するよりも個々の身体特性や動きの中でバランスを重視する考えが主流になりつつあります。
皆さんは無理に良い姿勢を取ろうとするあまり、からだの力を抜くことが出来なくなっているのです。
これからは、姿勢に対する考え方を変えてみることをお勧めします!